ピロリ菌から胃を守るために

ピロリ菌が陰性になっても

ピロリ菌が陰性になっても ピロリ菌を除菌するには2種類の「抗菌薬」と「胃酸の分泌を抑える薬」の計3剤を服用します。
治療が終わり、4週間以上経過して駆除出来たかを検査します。
そしてピロリ菌が陰性となったとしても、安心はできません。
少数ではありますが、逆流性食道炎を発症することがあるためです。
みぞおちから胸の下にかけて焼け付くようなとか、熱く感じる不快感やのどの方へと上がってくる感覚と痛みを伴う胸焼けなどが症状としてある場合、主治医や薬剤師に相談してみるべきです。
逆流性食道炎は、除菌によってそれまで低下していた胃液の分泌が正常に戻った為に起こる、一時的な症状とされています。
開放感から食べ過ぎたり飲みすぎたりしないよう、食生活にも注意しましょう。
さらにピロリ菌が陰性になった後にできる胃がんもあります。
これはすでに長い期間ピロリ菌によって胃が荒らされ萎縮してしまった為に発症します。
陰性になったのちも定期検査は必要ですので、医師の指示に従ってください。

胃の病気の確率を高めるピロリ菌について

現在では多くの人にその存在を認識されているピロリ菌ですが、初めてピロリ菌が発見されたのは1983年です。
それまでは胃は酸性が強いため細菌がすめないと考えられていました。
ピロリ菌は慢性胃炎や胃潰瘍などの胃の病気を引き起こす原因のひとつとも考えられています。
また胃がんになる確率においてはが20倍以上とも言われています。
日本人の50パーセントがピロリ菌の保有者です。
この菌は上下水道の普及率の低かったり、衛生状態の悪い地域で繁殖する傾向があり、日本においても上下水道の整備が不十分だった時代に生まれた50代以上の人が70パーセントを占めています。
この菌は薬により除菌できる可能性が十分にあります。
日本では除菌のために胃酸分泌抑制薬と抗生物質を服用することが一般的です。
この菌さえうまく除去できれば胃の病気やトラブルが起きる確率もぐっと下がります。
胃の不調を感じている方は早めの検診を受けてみることが大切です。